キャリアセンター理念
「キャリア」とは私たちの人生・生き方のことです。キャリアセンターでは、「自らの人生を、自ら切り拓くキャリア力の育成」という理念のもと、学生が自ら考え、主体的に行動できるように総合的支援を行なっています。「キャリア教育」に加え、「キャリア相談」「就職支援プログラム」「社会体験プログラム」「情報提供」の4つを中心に、総合的なキャリア形成支援を目指します。
1年次からのキャリア意識形成をサポート
キャリアセンターは、就職活動の時期だけ利用する施設ではありません。自分の将来について考え有意義な学生生活を過ごすため、全学部の学生が1年次から利用できるキャリア開発のための総合的な施設です。
キャリア教育として、1年次に選択必須科目「キャリア入門」を開講するほか、インターンシップやボランティアなどの「社会体験プログラム」を提供します。こうした1年次から受講できる段階的なプログラムを、学部での授業と合わせて受講することで、学生のみなさんは社会の中で学びながら自分のキャリアについて考えることができます。
主体的な行動、納得できる進路決定をサポート
まずは、将来の夢・自分の生き方について考えましょう。その夢のために必要な力をどのように身につければ良いのか。キャリアアドバイザーによる「キャリア相談」、就職支援講座や業界研究セミナーなど「就職支援プログラム」の開催、各種資料の「情報提供」を資料して主体的な行動を心がけましょう・学生や保護者の皆様が納得できる進路決定をできるよう応援します。
メッセージ
キャリアセンター長
井上 徹志
平成から令和に変わったこの年の10月、長崎大学キャリア支援センターは、河野学長および赤石理事のリーダーシップにより、新しく 「長崎大学キャリアセンター」になりました。新センターの役割は、単なる就職活動の短期的な支援ではなく、学生が自らの人生を、自ら切り拓く力を育成して行くことの支援です。キャリア教育と課外での社会体験を通して、社会で幅広く通用する能力(社会人基礎力)が醸成され、その力が就職活動そして生涯にわたるキャリア形成の礎になるのです。
新センターは、組織的なボランティア支援、インターンシップ、アントレプレナー育成など、課外での社会体験のための多様なチャンネルを提供することを重要なミッションの一つとしています。社会人基礎力の醸成には社会体験が不可欠と考えるからです。例えば、企業が学生に求める能力の一つにコミュニケーション能力があります。ここで求められるコミュニケーション能力とは、世代や立場の違う人と意思疎通ができ、信頼関係を築ける能力であって、単に話が上手いことや友達が多いことではありません。このような能力は大学の中だけでは培うのが難しく、インターンシップやボランティア活動など課外での活動を適して多様な価値観に触れることで涵養されるのです。
どんなに支援が充実していようとも、主体となるのはあくまで学生のみなさん自身です。リンダ・グラットンは近未来を予測した著書 「 ワーク・シフト」の中で言います、「一人ひとりが信念に従って選択をおこなうことにより、未来は選べるのだ。」と。
関係するみなさまのこれまで以上のこ支援とご協力を切にお願いいたします。